外国の小切手で支払いを受けたときに日本で現金化することは可能です。
ただ、日本の小切手を換金するのと比較すると手間がかかります。
日本の銀行で換金することはできますが、トラブルも起こり得るので詳細を確認しておきましょう。
もし、現金化までに時間がないのであれば、クレジットカード現金化も検討してください。
優良店を利用することでトラブルなく即日でお金を作ることができますよ。
振込口座がモアタイムシステムに対応していれば、夜中でも入金されるのでとても便利です。
現金化業者選びで失敗すると振込が遅くて間に合わない可能性がでてくるので、
- 営業時間
- 定休日
- 振り込みスピード
- 換金率
などを確認してください。
どんなに急いでいても、悪質業者だけは避ける必要があります。
引用元:現金化優良店
外国の小切手を扱っている日本の銀行
外国の小切手を日本の銀行で取り扱っているケースはかなり少なくなっています。
SMBC信託銀行プレスティアではさまざまな外国の小切手を取り扱っていますが、他の金融機関では次々に取り扱いを停止しています。
外国の小切手の現金化を受け付けるときには、小切手に記載されている海外の銀行に取り立てをしなければなりません。
日本の銀行で外国の小切手の取り扱いが減ってきたのは、小切手を発行した人や口座などの情報を正確に取得できず、取り立ての可否を判断するのが困難だからです。
外為法(外国為替及び外国貿易法)などの法規制の強化が進められている点も理由として挙げられています。
そのため、現状としては外国の小切手は日本の銀行で換金できないわけではありませんが、将来的にいつ現金化できなくなるかがわからない状況があります。
外国の小切手を日本の銀行を使わずに現金化することは可能ですが、簡単な手続きで換金するには日本の銀行が便利なので注意が必要でしょう。
外国の小切手を現金化する方法~アメリカの小切手編~
アメリカの小切手を現金化するには日本でアメリカの銀行に対応している銀行に取り立てを依頼するのが最も単純です。
ただ、アメリカの銀行口座を持っているならネットバンキングで現金化できる場合があります。
すべての銀行が対応しているわけではありませんが、アメリカは小切手での支払いが広く浸透している社会なので、大きい銀行のアカウントがあれば日本国内からでも手続きが可能な場合がほとんどです。
詳細な手続き方法は銀行によって違いますが、ブラウザで銀行のサイトにログインするか、アプリをインストールしてログインし、小切手の写真などをアップロードするだけで手続きができます。
するとアメリカの銀行の口座に入金されるので、必要に応じて日本の銀行や信用金庫などの口座に送金手続きをして日本円にするという流れで現金化することが可能です。
外国の小切手を現金化する方法~カナダの小切手編~
カナダの小切手を現金化する際も、アメリカの場合と同様に日本の銀行またはカナダの銀行を利用できます。
カナダもアメリカと同じで小切手による支払いが多い社会なので、オンラインで簡単に小切手を現金化できるサービスが浸透しているからです。
カナダの銀行口座があれば、大抵はウェブブラウザ上またはアプリ上で小切手の現金化をすることができます。
自分の持っているアカウントに出してもらえば良いので、必ずしも小切手を発行した人の指定する銀行のアカウントがなくても問題はありません。
カナダの銀行口座に入金してもらった後、日本円が必要であれば日本の銀行に送金してカナダドルから日本円に交換します。
なお、カナダでは海外送金のオンライン取引については銀行によって対応状況が異なるので注意が必要で、小切手の換金をする可能性があるならオンライン手続きが可能な銀行口座を持っておくのが大切です。
外国の小切手を現金化する方法~フランスの小切手編~
フランスの小切手を現金化する場合には、通常は日本ではできません。
一般的なルールとして小切手にサインと振込先の口座情報を記載した上で、フランスの銀行に持参して手続きをすることになっているからです。
窓口での手続きをした後、小切手と窓口で記入した書類を封筒に入れて専用のボックスに入れると手続きが進むようになっています。
フランスでは通常の有効期限が1年と8日もあるのでつい換金を後回しにしてしまいがちです。
現金化は帰国しないとできないわけではなく、外国の小切手に対応している銀行に依頼すれば換金できます。
フランスならユーロに対応している日本の銀行を使うのが無難です。
依頼先の銀行口座の開設から始めなければならないので、口座がない場合には時間がかかりますが、国内から現金化できる数少ない方法です。
外国の小切手を現金化する方法~イギリスの小切手編~
イギリスの小切手の現金化では、イギリスがEUに加盟していたときにはユーロに対応している日本の銀行で手続きをすれば問題ありませんでした。
しかし、イギリスがEUを脱退してからはイギリスポンドに対応している銀行でないと小切手を取り扱ってもらえなくなりました。
全般的に取り扱いが減っているので、SMBC信託銀行プレスティアのように対応銀行を探して換金する必要があります。
ただ、イギリスもアメリカやカナダと同様に小切手社会なので、オンラインバンキングで小切手を現金化できる場合があります。
自分の持っている銀行がインターネット手続きやアプリでの申請によって小切手を現金化できるなら、オンラインで簡単に現金にすることが可能です。
イギリスではオンラインでの海外送金には対応している銀行が多いので、小切手の現金化さえできれば日本円にするのも難しくありません。
外国の小切手を現金化するまでの日数はどれくらい
外国の小切手を現金化するまでにかかる日数はやり方によって大きく異なります。
SMBC信託銀行プレスティアなどの日本の銀行で外国の小切手を換金する場合には、依頼先によって違いがあります。
例えば、SMBC信託銀行プレスティアでは保留期間が設けられているので即日現金化はできません。
取引状況や国などによって保留期間は異なります。
平均的には2週間程度がかかるので注意しましょう。
一方、外国の小切手を現地の銀行経由で現金化する場合も、銀行や国によって違いがあります。
アメリカのように小切手が日常的に使われている国では、オンラインでの手続きでも即日~1日程度で振込を受けられます。
時間がかかる場合でも1週間以内には振り込まれる場合がほとんどです。
ただしその後、日本円にして日本の口座に入れたい場合には海外送金の手続きが必要なので、追加で数営業日がかかります。
国によって事情は異なるため、サポートに連絡して具体的な日数は確認した方が良いでしょう。
外国の小切手は現金化する時にかかる手数料が高い
外国の小切手は現金化するのに大きな手数料かかるので注意が必要です。
やり方によって手数料がどのくらいかかるかは異なりますが、日本国内から現金化しようとすると1万円近くかかると考えると良いでしょう。
例えば、SMBC信託銀行プレスティアで外国の小切手を現金化する場合には、初めて口座開設をして取引をする人は小切手1枚あたり5,000円~8,000円の手数料がかかります。
SMBC信託銀行プレスティアでは前月の取引量が多ければ2,000円~5,000円が1枚あたりの手数料になり、プレスティアゴールドの会員になっていれば手数料が無料になります。
このような条件を満たしていない限りは手数料がかなり高くなることは否めません。
また、海外の銀行を利用して現金化する場合には銀行ごとに定めている小切手の換金手数料に加え、日本の銀行に海外送金をするための手数料がかかります。
海外送金手数料だけでも数千円かかるので手数料が問題になりがちです。
外国の小切手を現金化する時に必要なものは?
外国の小切手を現金化するときには手続き書類を一通り揃えなければなりません。
日本の銀行で現金化する場合には、通常は店頭に赴いてキャッシュカードなどの口座を持っていることがわかる書類と、銀行印またはサイン、そして本人確認書類が必要です。
特に注意が必要なのが本人確認書類で、日本で有効な運転免許証などの書類に加えて、税制上不可欠なマイナンバー関連の書類も求められることです。
マイナンバーカードあるいはマイナンバーの通知書などを持参しなければ外国の小切手を現金化できません。
一方、海外の銀行を使用する場合にはアカウントがあれば基本的に追加書類は必要がありません。
日本で現金化するときにはオンラインでの取引をすることになるため、オンラインアカウントの開設が必要な場合があります。
一般的にはパスポートの情報、または永住権を示す書類の情報があればオンラインアカウントを利用可能です。
印鑑などは不要ですが、銀行によってはオンラインサインに対応する必要があります。